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キング・カルロ2世誕生へ ミランがアンチェロッティ招聘に全力
レアル退団濃厚
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランが、名将カルロ•アンチェロッティ監督を来季の監督として招聘に動いていることが明らかになった。同指揮官は、レアル・マドリードを今季限りで退団する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「アンチェロッティーミラン 今は可能だ!」と特集している。
今季クラブワールドカップを制覇したレアルだが、リーグ、国王杯、UEFAチャンピオンズリーグで、いずれもタイトルに手が届かず、イタリア人指揮官は退任の可能性が高まっている。
リポートでは、ナポリのラファエル・ベニテス監督がレア ルの次期監督就任にほぼ内定していると報じている。この状況で、アドリアーノ・ガリアーニCEOはアンチェロッティ監督に猛プッシュを掛けているという。
アンチェロッティ監督は解任された場合、退職金として500万から600万ユーロ(約6億5000万円から7億8000万円)を手にすることができるという。この場合は年俸250万ユーロ(3億2500万円)を上積みするだけで、世界屈指の名将に凋落(ちょうらく)した名門復活を託すことができるという。
アンチェロッティ監督は現役時代もミランでリーグ、CLを制覇。指揮官としてもCLを2度制覇するなど、黄金時代を支えている。
記事では「長期契約と移籍市場でトップの選手を獲得すれば可能性がある」と分析している。シルビオ・ベルルスコーニ会長 は「キング・カルロ2世」の誕生に確信をもっており、本田は来季世界の名将から指導を仰ぐことができるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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