FIFA選定「W杯史上ベストゴール」 マラドーナの“5人抜き弾”を超える一撃とは?
1986年大会のメキシコ対ブルガリアでMFネグレーテが決めたジャンピングボレーが1位
国際サッカー連盟(FIFA)は、ワールドカップ(W杯)における「最も美しいゴール」を選定。ファン投票を経て、1986年のメキシコ大会で生まれたジャンピングボレーが“大会史上最高の一撃”に認定された。FIFA公式ツイッターで結果が公開されると、「スーパーの一言」「メキシコの誇り」と反響を呼んでいる。
FIFAは過去20大会で生まれたゴールの中から32個を厳選。3月31日から4月9日にかけて、公式フェイスブックで“ベストゴール”のファン投票を募った。その結果、1986年大会のメキシコ対ブルガリア戦で、メキシコ代表MFマヌエル・ネグレーテのジャンピングボレーが選ばれたことを公式サイトで伝えている。
時は遡ること32年、1986年6月15日に行われた決勝トーナメント1回戦・メキシコ対ブルガリア戦の前半34分だった。右サイドからの浮き球のパスをペナルティーアーク後方にいたネグレーテが左足でトラップすると、目の前のマーカーを交わして左側にパス。味方がダイレクトで捌いたリターンをペナルティーエリア内に侵入してそのまま左足のジャンピングボレーで合わせた。
FIFA公式ツイッターによれば、この時ネグレーテは1.5メートルの高さでボールをミート。時速47マイル(75.6km)のスピードでゴール右隅に突き刺さった。