デ・ロッシ「最高の勝利」、イニエスタ「最後のCLに…」 両主将の言葉に滲む“明暗”
34歳のデ・ロッシは「なんて夜だ」と歓喜の雄叫び
これで2戦合計スコアは4-4で並んだが、アウェーゴールを一つ持っていたローマが勝ち抜けとなった。劇的勝利にローマのキャプテンを務めるデ・ロッシは、「なんて夜だ。僕らにとって、そして僕らの歴史にとって偉大な結果になった」と歓喜の雄叫び。「僕らにとっての違いは(エウゼビオ・)ディ・フランチェスコだ」と指揮官にも賛辞を送った。
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昨季限りで引退した元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティからキャプテンを継承したクラブの象徴は、「僕はもう34歳だ。僕にとっては本当に重要なこと。ローマに加入して以来、最高の勝利の一つ」と喜びを表現した。
一方で、勝者がいれば必ずその影には敗者がいる。バルセロナの象徴的存在の一人でもあるイニエスタは、「本当に厳しい結果だ。現実ではないみたい。本当に受け入れ難いものだ」と敗戦に肩を落とした。そして、キャリア最後のCLになる可能性まで示唆している。
「これが僕にとって最後のCLになったかもしれない。そしてチームにとっても本当に辛い結果だ。このトーナメントで勝ちたかったが、またもそのチャンスを逃してしまった」
今季限りでのバルセロナ退団も噂される33歳の司令塔は、無念さを露わにした。
昨季はベスト16でパリ・サンジェルマン相手に4点差をひっくり返す大逆転劇を演じたバルサだが、今季はローマの歴史的勝利の引き立て役に回り、イニエスタも大きなショックを受けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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