「とにかく左足を振り抜け!」 札幌FW都倉、「恩人」の西野代表監督との逸話を投稿
神戸時代の2012年に共闘 「西野さんに言われた言葉に何度勇気付けられたことか」
日本サッカー協会(JFA)は9日、バヒド・ハリルホジッチ監督を解任し、西野朗技術委員長が後任監督に就くことを発表した。ロシア・ワールドカップ(W杯)まで約2カ月となった段階での電撃交代劇に日本サッカー界は揺れたが、かつて西野氏とともにJリーグの舞台で戦った教え子は「何度勇気付けられたことか」と共闘した当時を回想し、エールを送っている。
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苦境に立つ日本代表を率いることになった西野新監督にメッセージを発信したのは、北海道コンサドーレ札幌のFW都倉賢だ。
都倉がヴィッセル神戸でプレーしていた2012年、チームを指揮していたのが西野監督だった。プロ8年目を迎えた同年、J1で自己最高(当時)となる25試合6得点を記録したが、指揮官のアドバイスが今日までの成長を大きく後押ししたようだ。
「『とにかく左足を振り抜け!』 これまでこの西野さんに言われた言葉に何度勇気付けられたことか 短い時間でしたが、僕にとっては恩人」
自身の公式ツイッターに投稿されたメッセージには、若き日の都倉がタッチライン際の西野監督とハイタッチを交わす写真が添付されている。
都倉はその後、2014年に現所属の札幌へ移籍。J2で3年連続二桁得点をマークし、エースとしてチームをJ1昇格に導いた。今季のJ1第6節・名古屋グランパス戦(3-0)では、圧巻のバイシクルシュートで世界にその名を轟かせ、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがUEFAチャンピオンズリーグで決めた一撃と比較されて話題となった。
「西野さん頑張ってください!」と恩師にエールを送った都倉。戦う舞台こそ違えど、二人は今も固い絆で結ばれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)