岡田武史氏、代表監督交代に「遅かったのもある」 “西野ジャパン”への助言は…

10日に行われたソフトバンクvs日本ハム戦の始球式に登場した岡田武史氏【写真:Football ZONE web】
10日に行われたソフトバンクvs日本ハム戦の始球式に登場した岡田武史氏【写真:Football ZONE web】

ハリルホジッチ監督解任の決断に見解「尊重するし、仕方がない」

 元サッカー日本代表監督で、FC今治のオーナーを務める岡田武史氏が10日、福岡・ヤフオクドームで行われたソフトバンクvs日本ハム戦の始球式に登場。日本サッカー協会の副会長も歴任した人物だけに、電撃解任されたばかりのバヒド・ハリルホジッチ監督について話題を振られると、「何もやらないというのは官僚的」と自身の見解を述べた。

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 ソフトバンクのスポンサーを務めるキリンビール株式会社の「淡麗」が今年で20周年。同製品が誕生した1998年に行われたフランス・ワールドカップ(W杯)で、日本代表を初のW杯出場に導いた岡田氏に始球式の役目が巡ってきた。

 20周年に合わせて背番号「20」のユニホームをまとってマウンドに立った岡田氏。王貞治球団会長も見守るなか、大きなフォームから白球を投じると、ボールは日本ハム・西川遥輝の背後を通る暴投となってキャッチャーのミットに収まった。投球後、報道陣の取材に応じた岡田氏は、「(以前に)東京ドームでやったときよりも良かった。次やったらバシッといくと思う。王さんと応接室でお話させてもらったんですけど、まさか降りてこられると思わなかった。プレッシャーがかかったよ」と笑った。

 当然、ロシアW杯を目指す日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が解任されたことにも質問が飛び、岡田氏は自身の見解を述べた。

「(田嶋)会長にしても、2カ月前でリスクがあるのは分かっていて、それでもやらざるを得ないと判断したのだと思うので、尊重するし、仕方がない。遅かったというのもあるかもしれないけれど、何もやらないというのは官僚的」

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