W杯イヤー好調の本田圭佑、“輝く日本人”にスペイン紙も衝撃「居場所を見つけた」

後期リーグでは、6得点6アシストをマークしている本田(第14節終了時点)【写真:Getty Images】
後期リーグでは、6得点6アシストをマークしている本田(第14節終了時点)【写真:Getty Images】

プエブラ戦でリーグ戦初の1試合2ゴール 後期は得点とアシストでチームトップ

 パチューカの日本代表FW本田圭佑は、6日のリーガMX(メキシコリーグ)後期リーグ第14節プエブラ戦(6-2)に先発出場し、メキシコでのリーグ戦初となる1試合2ゴールをマーク。後期リーグ戦のゴール数を「6」に伸ばしたなか、スペイン紙「マルカ」は「メキシコリーグで輝く日本人:ケイスケ・ホンダが居場所を見つけた」と特集を組んでいる。

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 プエブラ戦でトップ下に入った本田は、前半23分に相手最終ラインの裏に抜け出し、相手GKの位置を見極めて左足を一閃。ニア上を打ち破り、パチューカに先制点をもたらした。さらに3-0で迎えた後半5分、敵陣右サイドで本田が起点となり、味方の落としを受けて思い切り良くミドルシュート。約30メートルの位置から放った低弾道の一撃はドライブ回転がかかり、ゴール左へ突き刺さった。

 同記事では「1点目はカウンターから左足で奪い、2点目はロングシュートを叩き込んだ」と本田の活躍を称えている。本田にとっては2月24日の第9節レオン戦(2-1)以来となるゴールで、6-2の大勝に貢献した。

 ACミランからパチューカに移籍した昨夏、開幕当初は怪我の影響で出遅れた本田。しかし、メキシコ1年目のシーズンにおける転機について「クラブワールドカップで全てが変わった」と記事では指摘する。本田は昨年12月のクラブW杯で、準々決勝のアフリカ王者ウィダード・カサブランカ戦(1-0)、準決勝の南米王者グレミオ戦(0-1)と延長戦までもつれた2試合にフル出場し、チームの“世界3位”に貢献した。

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