なでしこJ、アジア杯日韓戦0-0ドロー 次節豪州戦に勝利でW杯出場権獲得へ
豪州戦の結果次第では5位決定戦へ回る可能性も
後半から日本はFW田中美南に代えて長身のFW菅澤優衣香を投入した。前半同様に押し込まれる展開で迎えた後半17分、左コーナーキックにニアサイドへ飛び込んだのはその菅澤。ドンピシャのヘディングシュートだったが、わずかに枠を逸れて先制のチャンスを逃してしまった。
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このチャンスの時間帯を境目に、次第に韓国の運動量が落ちて日本も中盤からパスが回って前線につながっていく回数が増えた。同29分には最終ラインでボールを奪い、MF長谷川唯がペナルティーエリア内でシュートする形につなげる場面も出た。
双方ともに間延びしてオープンになった試合終盤だったが、互いに決め手を欠きこのままスコアレスドローで決着。日本のW杯出場権獲得は次節に持ち越しとなった。続く第3戦で、FIFAランキングアジア最上位(6位)のオーストラリアと戦う。難敵相手に日本は勝利すれば2位以内が確定する一方、引き分ければ他会場次第、敗れればグループ3位になり出場権獲得を懸けた一発勝負の5位決定戦へ回る可能性が高まった。
このグループではベトナムの力が劣っているのは明白で、この日韓戦を終えた後にキックオフされるオーストラリアとベトナムの結果、また日本対オーストラリア戦の裏試合となる韓国対ベトナム戦の結果次第では、3チームが勝ち点で並んで得失点勝負という状況も想定されることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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