本田圭佑「遅すぎることはない」発言で反響 韓国紙「事実上、監督交代に肯定的」

監督解任翌日に本田がある思いを綴った【写真:Getty Images】
監督解任翌日に本田がある思いを綴った【写真:Getty Images】

監督解任翌日に本田が発信したツイートに言及「生まれ変われるという意思の表れ」

 日本サツカー協会(JFA)は9日、バヒド・ハリルホジッチ監督との契約を解除し、技術委員長だった西野朗氏が後任の座に就くことを発表。日本のみならず、海外もその衝撃ニュースの余波に揺れた。一夜明け、代表戦士たちも徐々に口を開き始めたなか、パチューカの日本代表FW本田圭佑が自身のツイッターに「It’s never too late」(遅すぎることはない)と綴ると、韓国メディアは「事実上、監督交代に肯定的な見解」と伝えている。

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 ハリルジャパンは昨年11月の欧州遠征でブラジル(1-3)、ベルギー(0-1)に敗れ、同12月のE-1選手権でも宿敵の韓国に1-4で完敗。3月のベルギー遠征でも仮想セネガルのマリ(1-1)、仮想ポーランドのウクライナ(1-2)に勝利できず、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて暗雲が漂っていた。

 JFAは9日に会見を行い、ハリルホジッチ監督の解任と西野技術委員長の監督就任を発表。選手との信頼関係が薄れてきたという理由から決断は正しいという意見がある一方で、本大会まで2カ月となった段階での監督交代は遅すぎるとの声もあり、賛否両論となっていた。

 そんななか、長年日本代表を牽引してきた本田は10日に自身のツイッターを更新し、「It’s never too late」と綴った「遅すぎることはない」という意味を考えれば、監督交代を受け、日本はまだ巻き返せるという旨だと見ていいだろう。

 中心選手のツイートを受け、韓国紙「スポーツソウル」は「日本がハリルホジッチ監督を更迭…本田、SNSで『遅くない』」と特集。田嶋幸三会長が会見で「信頼関係が薄れてきている」と話したことや、キャプテンのフランクフルトMF長谷部誠が「選手として責任を感じている」と胸中を明かしたことに触れつつ、「事実上、監督交代に肯定的な見解を示した。新監督の下でチームが生まれ変われるという意思の表れだろう」と記している。

 ハリルホジッチ監督解任や選手たちの言動を、韓国メディアも注意深く追っているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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