W杯出場王手のなでしこJ、韓国と激突! イ・ミナら「知日派」が鍵と韓国紙展望
エースのチ・ソヨンをはじめ、INACでのプレー経験がある選手が大一番の鍵を握る
女子アジアカップに参戦中のなでしこジャパン(日本女子代表)は、10日にグループリーグ第2戦の韓国戦を迎える(日本時間22時45分キックオフ)。勝利すれば、出場8カ国中5位までに与えられる2019年の女子ワールドカップ(W杯)出場権を手にできる大一番。しかし、対する韓国には日本でプレーした選手も多く、韓国紙「スポーツソウル」は「韓国には知日派が多い」と試合のキーポイントに挙げている。
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FIFAランキング11位の日本に対し、韓国は16位。昨年12月のE-1選手権では、日本がFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)の決勝ゴールで3-2と勝利を飾っているが、同紙は「大きな違いはない」と実力は拮抗しているとした。
そのなかで、日本戦のキープレーヤーとして挙げたのは4人。最初に触れたのは、10番を背負うFWチ・ソヨン(チェルシー)だ。
「エースのチ・ソヨンは2011年から13年まで神戸でプレーした。国際Aマッチを重ねるなかで、日本戦も経験して特性をよく知っている」
INACに3シーズン所属し、MF中島依美とFW川澄奈穂美(現シアトル・レイン)は元チームメイト。多くの韓日戦にも出場してきたとして、エースが日本を攻略する鍵を握る代表格だとしている。
また、記事ではMFチョ・ソヒョン、DFチャン・スルギがそれぞれ2016年と2015年に神戸でプレーした経歴を紹介。今年から神戸でプレーするMFイ・ミナにも触れ、「日本には神戸所属の選手が5人いる。日本の特性をよく知る選手が先鋒になって、攻略法を見つける必要がある」と分析している。
互いに手の内を知っているだけに、白熱した試合が繰り広げられそうだ。