名古屋戦で決めたバイシクル弾がアルゼンチンでも注目「キャプテン翼のワンシーン」

　J1北海道コンサドーレ札幌のFW都倉賢は、7日のリーグ第6節名古屋グランパス戦（3-0）で圧巻のバイシクル弾に成功。海外メディアで「まるでロナウド」とレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがUEFAチャンピオンズリーグで叩き込んだ一撃を引き合いに出して称賛されていたが、アルゼンチンメディア「Ole」でも「キャプテン翼のワンシーンを再現」と報じられ、反響はさらに拡大している。

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　本拠地で名古屋を迎え撃った札幌は、前半26分にDF福森晃斗のコーナーキックを21歳DF進藤亮佑がヘディングで合わせて先制。1-0で迎えた後半24分に、エース都倉が圧巻のプレーを見せた。

　スルーパスに抜け出したFWジェイがゴールライン際から左足で中央に浮き球のボールを供給する。ファーサイドに入り込んだ都倉はゴールに背を向けた状態のままステップを刻み、半身の体勢でジャンプ。顔よりも高く上げた左足でボールをミートすると、絶妙なコースにシュートを打ち込んでネットを揺らした。その後札幌はオウンゴールで加点し、最終的に3-0で勝利を収めている。

「彼はキャプテン翼のワンシーンを再現」と見出しを打ったのは、アルゼンチンメディア「Ole」だ。札幌対名古屋にアルゼンチン人選手は出場していないが、都倉のゴラッソの一報は海を渡って南米まで届いたようだ。