アトレチコ退団決定の“伝説FW”トーレス 乾所属エイバル戦で特別セレモニー実施へ
今季限りでの退団が決まり、クラブ会長もコメント「最高の栄誉を払うべきだと思う」
リーガエスパニョーラで2位につけるアトレチコ・マドリードは9日、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが今シーズン限りで退団することを発表した。そんなトーレスのためにクラブは、日本代表MF乾貴士の所属するエイバルとのリーグ最終節で退団セレモニーを実施することを決めたようだ。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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1995年にアトレチコの下部組織に加わったトーレスは、01年にトップチームに上がるとそれから07年までプレー。07年にリバプールへと移籍を果たすと、その後チェルシー、ミランと渡り、15年からアトレチコに復帰していた。
トーレスのことを「フェルナンドは私たちのクラブの伝説だ」と語るアトレチコのエンリケ・セレソ会長は、「彼の未来はいつも彼が決めることができる。何故ならここは彼の家だからね」と長くチームに在籍した選手への愛を明かした。またそんなトーレスに対して、最終節では特別なセレモニーを実施することを検討しているようだ。
「トーレスにはアトレチコの選手として最高の栄誉を払うべきだと思う。我々にとって特別な日に多くのファンが参加することを確信している。我々はすでにフェルナンドにとって忘れられない1日になるような企画を検討しているよ」
すでにいくつかの提案を検討しているというエンケ会長。果たして、最終節ではどんなセレモニーが開催されるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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