ハリル監督電撃解任、独誌が見た“失敗”の要因は? 「本田や香川を冷遇したことが…」

ウクライナ戦後には監督と本田のサッカー観に食い違い

 キッカー誌はドイツのドルトムントでプレーする香川と、メキシコのパチューカでプレーする本田という、2010年代に入ってから日本代表の攻撃を牽引してきた二人を冷遇したことが、ハリルホジッチ氏の解任につながったとしている。

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 3月の代表活動を香川は負傷で参加できなかったが、ウクライナ戦(1-2)でスタメン出場させた本田については試合後にサッカー観の食い違いが明らかになっていた。ハリルホジッチ監督がFWに対して求めるのは背後に飛び出すプレーだったが、本田は中盤に顔を出してボールを受けるプレーを多用した。指揮官は試合後に本田の個人名は出さないながらも、そうしたプレーを批判。一方で、DF長友佑都(ガラタサライ)などの選手たちは「起点になってくれた」と好意的に評価し、意見が割れていた。

 田嶋幸三会長はハリルホジッチ監督の解任について「コミュニケーションや信頼関係が薄れた」と強調したが、キッカー誌はその象徴が香川と本田という二枚看板の扱いにあったと分析している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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