「西野はR・カルロスとロナウドを破った」 解任劇に驚くブラジル紙、新監督の“偉業”回顧
1996年アトランタ五輪での“マイアミの奇跡”を振り返る
日本サッカー協会は、7日付でバヒド・ハリルホジッチ監督を解任し、後任に技術委員長からの内部昇格で西野朗監督を据えることを発表した。ブラジル紙「グローボ・エスポルチ」は、驚きを持ってこの決定を伝えつつ、「ニシノは、ロベルト・カルロスとロナウドを破った」と紹介した。
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同紙は「2015年から(日本代表)率いたハリルホジッチはワールドカップ本大会への出場を勝ち取ったが、3月のマリ戦とウクライナ戦によってサッカー協会からの圧力がかかった」と報じた。そして、「アジアで予選から本大会まで監督が代わっていないのはイランだけ。韓国は予選中に、オーストラリアとサウジアラビアは出場権を獲得してから監督を代えた。日本もそれに続いた」と、アジア全体についても伝えている。
その上で、西野新監督については「1996年のアトランタ大会でのオリンピックチーム監督。ニシノは、開幕戦でロベルト・カルロスとロナウドを破った」と紹介。当時「マイアミの奇跡」と呼ばれた勝利を実現した監督だと、22年近くが経った過去の実績を報じている。
世界中で驚きを持って受け止められているハリルホジッチ監督解任のニュースだが、ブラジルにとって西野新監督の名前は今でも記憶に残っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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