「残酷だ」 ハリルの母国ボスニア紙が電撃解任に悲痛「67日前にW杯を取り上げられた」
2010年W杯直前にもコートジボワール監督を解任された過去を紹介 「同じ運命に見舞われた」
日本サッカー協会(JFA)は7日付で、バヒド・ハリルホジッチ監督を解任したことを発表した。ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まで残り約2カ月となったなかでの電撃的な監督交代劇は世界各国で伝えられているが、ハリルホジッチ氏の母国ボスニア・ヘルツェゴビナの「Oslobodenje」紙は「残酷だ」と報じている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
同紙はJFAの田嶋幸三会長の記者会見の様子を紹介しつつも「ハリルホジッチは驚き、怒っているだろう」とした。2010年の南アフリカW杯の前にも、コートジボワール代表監督を解任された経験を持つハリルホジッチ氏について、「不運なことに、同じ運命に見舞われた」とした。
3月に行われたマリ、ウクライナとの国際親善試合で1分1敗だったことが最終的にJFAを失望させたとした上で、「12月に韓国に1-4で敗れた時から、ハリルホジッチには日本のメディアから強烈なプレッシャーが与えられていた」とも報じている。
「我が国のコーチは、67日前にワールドカップに参加する権利を取り上げられた。残酷だ」
同紙は、ハリルホジッチ氏の解任劇をこう伝えた。JFAの決断は、母国のメディアには理解しがたいものと映っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1