ハリル解任報道、W杯対戦国ポーランドも衝撃「ライバル日本に監督がいない!」
「噂の段階」と前置きもハリル解任報道に言及、後任監督には手倉森誠コーチを予想
日曜深夜の日本列島を駆け巡った、サッカー日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督の解任報道だが、あっという間に世界中へと響き渡っている。特に反応しているのはロシア・ワールドカップ(W杯)で同グループに所属しているポーランドメディアだ。地元紙「SuperExpress」電子版では「噂の段階」と前置きしながら、驚きの声を持って伝えている。
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「グループステージのライバル日本に、現時点で監督がいない! 日本はハリルホジッチを解任した」
その衝撃は記事のヘッドラインからもひしひしと伝わる。公式な情報ではないとはいえ、日本で会見が行われることについて触れて「W杯から2カ月、準備に向けて戦術的にも最終的に非常に大事な期間にもかかわらず、ハリルホジッチはオフィスを離れることになった。誰がおかしくなったんだ?」と、ただただ驚きといった様相だ。
同メディアは後任についても予測を立てている。「しかしながら日本代表は、大変革を望んではいない模様だ。ハリルホジッチ監督の下でアシスタントを務めていた、マコト・テグラモリが任務にあたるのではないか」と、現日本代表コーチでリオ五輪日本代表監督を務めた手倉森誠氏の名前もすでに挙げられている。
ハリルホジッチ監督と言えば、2010年南アフリカW杯直前のタイミングで率いていたコートジボワール代表の監督を解任された経緯がある。
「日本と言えば何十年間にもわたって、組織化されたパターンの国である。しかし日本でこんな想定外の人事が起きると想定できただろうか」
記事はこのようにも締められている。突然の解任報道は、ライバル国をも当惑させている。
(FOOTBALL ZONE編集部)