元日本代表FW森本、二人翻弄の40mドリブル&技あり弾 クラブも興奮「決めたー!」
敵地横浜FC戦で反撃の狼煙を上げる同点弾、最後は左足でコントロールショット
アビスパ福岡は8日、J2リーグ第8節の敵地横浜FC戦で2-2のドローに終わった。この試合で反撃の狼煙を上げたのは、元日本代表FW森本貴幸。0-1と劣勢のなかで同点弾を叩き込むと、福岡の公式ツイッターも興奮気味のコメントを投稿している。
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試合は前半12分、横浜FCのMFレアンドロ・ドミンゲスに鮮やかなミドルシュートを決められて先制点を献上した。苦しい立ち上がりとなった福岡だが、開幕から全試合に出場している森本がチームに勢いをもたらす一撃を放つ。
0-1で迎えた前半30分、センターサークル付近でボールを収めた森本は、DF武田英二郎とMF渡邊一仁の二人を抜き去ると一気に加速し、そのままドリブルで持ち上がって相手のペナルティーエリア内に侵入。さらに右足の鋭いフェイントで追走してきた相手を手玉に取ると、最後は左足で巧みなコントロールショットを放ち、ゴール左隅に流し込んだ。
圧巻の同点弾に、福岡の公式ツイッターも「森本が決めたーーー!!!」とツイート。森本はこれでチーム最多タイとなる今季3ゴール目をマークし、スコアを1-1とした。試合はその後、後半14分に福岡のMF石津大介が逆転ゴールを決めるも、同44分に横浜FCのDF川﨑裕大に同点弾を許し2-2のドローに終わっている。
かつてイタリアで長年活躍し、日本代表通算10試合3得点の森本は、一人でゴールをこじ開ける個人技を披露。今季、川崎から福岡に移籍した29歳のストライカーは爆発の予感を漂わせている。
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