モウリーニョ監督、伝統ダービーでシティの優勝阻止 敵将ペップに掛けた言葉は?
ユナイテッドがシティ戦で3-2逆転勝利 試合後にモウリーニョとペップの両監督が握手
“赤い悪魔”ことマンチェスター・ユナイテッドは、7日のリーグ第33節、伝統のダービーでリーグ首位マンチェスター・シティを3-2で下し、リーグ最多優勝を誇る名門としての意地を見せた。ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、シティのペップ・グアルディオラ監督と健闘を称え合ったが、試合後にそこで交わした言葉を明かした。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
試合は前半25分にベルギー代表DFヴァンサン・コンパニのヘディング、同30分にドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの華麗なターンからの右足シュートを決めて本拠地のシティがリードを広げた。
前半はその後もシティが猛攻を仕掛けたが、後半に入るとリーグ2位のユナイテッドが反撃に出る。同8分にエリア内に飛び込んだフランス代表MFポール・ポグバが豪快にネットを揺らすと、直後の同10分にチリ代表FWにアレクシス・サンチェスのクロスから再びポグバが頭で押し込んで同点とした。
そして迎えた後半24分、セットプレーからマークを外したイングランド代表DFクリス・スモーリングが右足ボレーで合わせて勝ち越しに成功。2点差を逆転する劇的な展開でユナイテッドがリーグ戦5連勝を飾った。
モウリーニョ監督は試合後にグアルディオラ監督と握手を交わしたが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」はその際にモウリーニョ監督が話した内容を伝えている。
「私はシティのタイトルを祝ったんだ。彼らは今日タイトルの獲得を決めたかったはずでフラストレーションを溜めていた。彼らはタイトルに相応しい」