なでしこジャパン、W杯アジア予選初戦は4発快勝 FW岩渕が全ゴールに絡む活躍
前半3分に横山の一撃で幸先よく先制 2点のリードを奪って試合を折り返す
2019年の女子ワールドカップ(W杯)アジア予選を兼ねたアジアカップがヨルダンで開幕し、なでしこジャパンは7日にベトナム戦に挑んだ。FW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)が全ゴールに絡む活躍を見せ、初戦で4-0の勝利を収めた。
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今大会は4チームずつが2グループに分かれてリーグ戦を行い、各組2位以上が準決勝進出とW杯出場権を獲得する。そして、3位同士が一発勝負の5位決定戦を行い、勝者もまた本大会への出場権を手にすることができる形式だ。
2011年のW杯優勝メンバーであり、16年4月からの高倉麻子監督体制で初招集になったFW川澄奈穂美はベンチスタート。前線には岩渕とFW横山久美(フランクフルト)を並べた。
すると、日本はその2トップが早速期待に応えた。前半3分、ペナルティーエリア内左サイドの深い位置で岩渕がボールをキープすると、後方からサポートしたMF増矢理花(INAC)にボールをつなぎ、さらにパスを受けた横山が右足を強振。低く飛んだシュートがGKのニアサイドを破って幸先よく先制点を得た。
さらに前半17分、今度は岩渕が右サイドの深い位置でボールを引き出すとそこから中央に突破。マイナスのラストパスを出すと、そこに走り込んだMF中島依美(INAC)が蹴り込んで追加点とし、ゲームの展開を楽にした。
その後もベトナム相手に押し込んだゲームを展開したなでしこは、追加点こそ奪えなかったがピンチらしいピンチはなく、2-0で前半を終えた。
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