なでしこJ、アジアカップ初戦はベトナム相手に2-0リードで後半へ 横山&中島がゴール

前半3分に横山が先制弾を叩き込んだ【写真:Getty Images】
前半3分に横山が先制弾を叩き込んだ【写真:Getty Images】

開始3分で横山がネットを揺らすと、同17分に中島も続いて2点をリード

 2019年の女子ワールドカップ(W杯)アジア予選を兼ねたアジアカップがヨルダンで開幕。なでしこジャパン(女子日本代表)は7日に初戦を迎え、ベトナムとの初戦を2-0とリードでハーフタイムを迎えた。

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 今大会は4チームずつが2グループに分かれてリーグ戦を行い、各組2位以上が準決勝進出とW杯出場権を獲得する。そして、3位同士が一発勝負の5位決定戦を行い、勝者もまた本大会出場権を手にできる形式だ。

 2011年のW杯優勝メンバーであり、2016年4月からの高倉麻子監督体制で初招集となったFW川澄奈穂美(シアトル・レイン)はベンチスタート。前線にはFW岩渕真奈(INACレオネッサ神戸)とFW横山久美(フランクフルト)を起用した。

 すると、日本はその2トップが早速期待に応えた。前半3分、ペナルティーエリア内左サイドの深い位置で岩渕がボールをキープすると、後方からサポートしたMF増矢理花(INAC)にボールをつなぎ、さらにパスを受けた横山が右足を強振。低く飛んだシュートがGKのニアサイドを破って幸先よく先制点を得た。

 さらに前半17分、今度は岩渕が右サイドの深い位置でボールを引き出すとそこから中央に突破。マイナスのラストパスを出すと、そこに走り込んだMF中島依美(INAC)が蹴り込んで追加点とし、ゲームの展開を楽にした。

 その後もベトナム相手に押し込んだゲームを展開したなでしこは、追加点こそ奪えなかったがピンチらしいピンチはなく2-0で前半を終えた。韓国、オーストラリアと同組で、ベトナム戦は得失点差を稼ぎたいゲームでもあるだけに、後半にも攻撃の手を緩めない姿勢を期待したいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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