「将来的にも重要な選手になる」 ベンゲル監督、MFラムジーとの契約延長交渉を公言
2019年6月までの現行契約の行方は!? 指揮官は交渉合意に自信「確信している」
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、クラブがウェールズ代表MFアーロン・ラムジーと契約延長交渉を行っていることを認め、合意に至ることを「確信している」と明かした。英紙「ザ・サン」が報じている。
ラムジーは現地時間5日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝・CSKAモスクワ(ロシア)との第1戦に先発出場。チームが前半だけで4点を奪うゴールラッシュを見せるなか、先制点と追加点の2ゴールを奪った。自身2得点目の場面では、ジャンプしながらドイツ代表MFメスト・エジルの浮き球のパスを右足裏に当ててネットを揺らすという素晴らしい一撃を見せ、各国のメディアを賑わせた。
ラムジーとアーセナルの契約は2019年6月まで。司令塔のエジルこそ契約延長で合意したものの、エースだったチリ代表FWアレクシス・サンチェスが今年1月にマンチェスター・ユナイテッドに旅立っており、主力流出を繰り返さない意味でも契約延長を早くするべきだと伝えられていた。
そんななか、記事によればベンゲル監督は「私たちはコミュニケーションをとっている」と、交渉がすでに始まっていることを明かしたという。
「我々は彼にここに残って欲しい。彼は長い間、アーセナルでプレーしてきた選手の一人だ。そして、彼は将来的にもこのクラブにとって重要な選手になるだろう」
ベンゲル監督は契約延長を希望しつつも、一方で「私は選手に無理強いするつもりはない。私が望むのはクラブでプレーすることで幸せになることができる選手だ」とも語っている。果たして、ラムジーの契約問題はどのような結末を迎えるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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