ザルツブルク南野、“出場1分弾”に伊紙も高評価 「危険な存在」「最高に冷静だった」
ELラツィオ戦でワンタッチ弾! 無敗記録ストップも「適切な時に適切な位置にいた」
オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクは現地時間5日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でラツィオと対戦。ベンチスタートとなったFW南野拓実は交代出場直後の後半26分に一時同点となるゴールを決めた。最終的に敵地で2-4と敗れ、ザルツブルクは欧州カップ戦で2016年10月以来の黒星を喫したが、南野はイタリア紙で「危険な存在だった」「最高に冷静だった」と高評価を受けた。
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ラツィオがリードを奪い、ザルツブルクが追いつくという試合展開。1-2で迎えた後半25分にマルコ・ローズ監督は南野をピッチに送り出した。するとその直後、FWモアネス・ダブールのパスを受けてペナルティーエリア内に侵入した南野はワンタッチでゴール。これで今季EL2点目、公式戦全体では10得点目となった。
チームはその後に2点を勝ち越されて2-4で敗戦。欧州カップ戦ではシーズンをまたぎ、2016-17シーズンのELグループステージ第3節でニースに0-1で敗れて以来、無敗記録が「19」でストップした。
それでも、出場わずか1分でゴールを奪った背番号18のプレーは、イタリアメディアに強烈なインパクトを残したようだ。「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は選手採点で「6.5点」をつけ、「最初のボールタッチでゴールを決めた。その後も危険な存在だった」と称賛。「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、「入ってすぐにゴールを決めて褒めちぎられた。適切な時に適切な位置にいた」とマリ代表MFディアディ・サマッセクに次いでチーム2位となる「7点」評価。「トゥット・スポルト」紙も「ゴールを決めるのに1分を要さなかった。最高に冷静だった」と分析した。
逆転を目指すホームでの第2戦でも、ゴールという結果を残したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)