リバプール戦完敗の“ペップ・シティ” スペイン紙が見た「5つの敗因」とは?

シティはCL準々決勝第1戦でリバプールに0-3と完敗【写真:Getty Images】
シティはCL準々決勝第1戦でリバプールに0-3と完敗【写真:Getty Images】

リバプールに敵地で0-3と完敗 名将ペップのギュンドアン起用も不発に終わる

 マンチェスター・シティは現地時間4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦でリバプールと対戦。ポゼッションこそ上回ったものの、最後までゴールを奪えず0-3で敗れた。スペイン紙「マルカ」は「マンチェスター・シティの5つの敗因」と題して特集を組み、完敗劇を分析している。

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 2018年4月4日は、シティにとって悪夢の夜となった。敵地アンフィールドでの準々決勝第1戦は、前半12分にリバプールのエース、エジプト代表FWモハメド・サラーに先制点を奪われると、イングランド代表MFアレックス=オックスレイド・チェンバレン、セネガル代表FWサディオ・マネと前半だけで3点を失い、そのまま0-3で敗れた。マルカ紙は記事で、完敗の要因を5つ挙げている。

 まず一つ目は、ペップ・グアルディオラ監督の采配だ。チームのパフォーマンスが伴わない場合、最大の責任を負わなければいけないのは常に監督である。この日もスペイン出身の戦術家はイングランド代表FWラヒーム・スターリングではなく、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンを起用し、結果的に狙いは不発に終わった。記事では、「ヨーロッパでのグアルディオラの大変な夜」と独特な言い回しで取り上げており、監督にも責任はあると伝えている。

 その他には、フランス代表DFアイメリク・ラポルテがリバプールのサラー相手に何も対抗できなかった点、中盤でよりゲームをコントロールするために起用したはずのギュンドアンが輝かなかった点に言及。そして、ベテランのリーダーシップが最も必要な夜に低調なパフォーマンスに終わったベルギー代表DFヴァンサン・コンパニの存在が挙げられている。

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