トゥヘルは「エメリ2.0」 PSG新監督候補に米メディア注目「マネジメント能力は…」
戦術家としての手腕は高評価 「戦術的才能の信用の高さは大きなファクターだ」
昨季までドルトムントを率いたトーマス・トゥヘル氏が、来季からパリ・サンジェルマン(PSG)の新監督に就任する可能性が浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、ドイツ人指揮官のパリ行きについて分析。「戦術的才能が大きなファクター」「彼はエメリ2.0だ」などと評価を受ける一方で、不安要素もあると指摘した。
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選手やクラブ幹部との対立が発覚し、2017年5月にドルトムント監督を解任されたトゥヘル氏。ブンデスリーガ優勝は叶わなかったが、戦術家としての手腕は高く評価されている。
PSGは2年連続となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16敗退で、ウナイ・エメリ監督に批判が集中。チェルシーのアントニオ・コンテ監督、スポーツディレクターのアンテロ・ヘンリケ氏が推薦するシャフタールのパウロ・フォンセカ監督、モナコのレオナルド・ジャルディム監督といった実力者が新指揮官候補としてすでに挙がっている。
トゥヘル氏もバイエルンやアーセナル行きが噂されているが、PSGのウィッシュリストに名を連ねているという。ジョゼップ・グアルディオラ監督を崇拝し、攻撃的サッカーを標榜するドイツ人指揮官の評価は高い。
「なぜトゥヘルなのか? 彼の戦術的才能の信用の高さは大きなファクターだ。彼が率いたドルトムントは、見ていて素晴らしいものだった。エメリのPSGには欠けていた高いインテンシティーでプレーしていた」
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