フローニンゲン堂安、3月の月間ベストイレブンに堂々選出 “11人のボス”に推す声も
3試合で2ゴールを挙げるなど攻撃をけん引 “消えるドリブル”も話題に
オランダ1部エールディビジは5日、公式サイトで3月の月間ベストイレブンを発表。フローニンゲンの19歳MF堂安律が、堂々の“11人入り”を果たした。リーグ公式インスタグラムはメンバーを公開するとともに、「このチームの絶対的なボスは誰だと思う?」との問いを投げかけ、堂安の名前を挙げるファンも複数出るなど注目度の高さをうかがわせている。
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堂安は3月に行われた全3試合(1勝1分1敗)にフル出場。同4日のリーグ第26節トゥベンテ戦(1-1)、同18日のリーグ第28節AZ戦(2-3)でゴールを挙げた。得点のなかった11日のリーグ第27節ズウォーレ戦(2-0)でも、抜群のテクニックで相手を抜き去り、現地メディアから「消えた」と“消えるドリブル”が話題となった。
エールディビジは5日に、3月の月間ベストイレブンを発表。攻撃陣ではアヤックスのオランダ代表FWユスティン・クライファートら代表経験者が名前を連ねるなか、中盤の一角に堂安が選出された。リーグ公式インスタグラムは、ベストイレブンの布陣図とともに「このチームの絶対的なボスは誰だと思う?」と投稿し、コメント欄には英雄パトリック・クライファートの息子であるユスティンのほか、堂安を推す声がいくつも見受けられた。
オランダ挑戦1年目ながら今季はすでにリーグ戦7得点を記録し、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)の6得点を抜き、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現バルセロナ)らと並ぶ10代でのクラブ史上トップタイ記録を打ち立てた堂安。フローニンゲンサポーターから完全移籍への切り替えを望む声も聞かれるなど、異国の地で着実に地位を築いている。
エールディビジ発表の3月の月間ベストイレブンは以下の通り。
GK
ブラム・カストロ(ヘラクレス)
DF
サンティアゴ・アリアス(PSV/コロンビア代表)
ダニエル・シュワーブ(PSV)
ヴァウト・ドロステ(ヘラクレス)
コスタス・ツィミカス(ウィレムII)
MF
堂安 律(フローニンゲン)
シモン・グスタフソン(ローダJC/スウェーデン代表)
トニー・フィルヘナ(フェイエノールト/オランダ代表)
FW
ステフェン・ベルハイス(フェイエノールト/オランダ代表)
フラン・ソル(ウィレムII)
ユスティン・クライファート(アヤックス/オランダ代表)
(FOOTBALL ZONE編集部)