「エア・クリスティアーノ」の衝撃 C・ロナウド、“バスケ界の神様”級の跳躍に新称号
ユベントス戦で決めたオーバーヘッド弾への反響止まず、ジョーダンと同等の扱い
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦のユベントス戦(3-0)で観る者の度肝を抜くオーバーヘッド弾を決めた。後世に語り継がれるであろうスーパーゴールを受けて、スペインメディアは「エア・クリスティアーノ」の称号を与えて称賛している。
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衝撃のプレーが生まれたのは後半19分だった。右サイドのスペイン代表DFダニエル・カルバハルがゴール前へ浮き球のクロスを送ると、ロナウドは高く飛び上がり完璧なフォームからオーバーヘッドキックを繰り出した。右足で捉えた強烈なシュートは、名手のイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンも反応できないスピードでゴール右隅に決まった。
レアル贔屓で知られるスペイン紙「マルカ」は、このゴールの衝撃を端的に表すため「エア・クリスティアーノ」という見出しを打った。驚異的な跳躍力を誇り、「エア」の愛称を持つバスケットボール界の伝説的スター、マイケル・ジョーダンになぞらえたもので、ロナウドの滞空時間の長いオーバーヘッドキックが与えたインパクトの大きさを伝えている。
記事では「彼が引退しても、彼はこのゴールによって思い出されるだろう。世界で最も偉大なゴールキーパーであるジャンルイジ・ブッフォンを打ち破った」と言及。これがロナウドを象徴するゴールになったと記している。
驚異的なアスリート能力を備えるロナウド。バスケットボール選手顔負けのジャンプ力とボディバランスで、唯一無二のフットボーラーたる所以を示した。
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