ハリルJをW杯対戦国ポーランド記者が分析 「巨額を支払い、日本人は後悔している」
3月遠征を受けて「日本は本当に混乱に陥っているか、オスカー級の演技をしていたか」
日本代表は6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた強化として3月のベルギー遠征を敢行し、マリ(1-1)とウクライナ(1-2)との2連戦を1分1敗で終えた。バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は攻守両面で課題を露呈した形だが、W杯で対戦するポーランド人ジャーナリストは「ハリルホジッチに巨額を支払い、日本は後悔している」と指摘している。同国メディア「Przegladsportowy」が伝えた。
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ハリルジャパンの現状を分析したのは、ポーランド人のセバスティアン・パルフジャノヴィチ記者だ。「ロシアW杯グループリーグのライバルである日本代表を悩ませている問題」についてコラムを投稿。「二つの可能性しかない。W杯を前にして日本代表は本当に混乱に陥っているか、あるいはオスカー級の演技をベルギー(3月遠征)でしていたかだ」と触れている。
日本はW杯で対戦するセネガルとポーランドを想定し、マリ戦とウクライナ戦に臨んだが、いずれも不完全燃焼に終わった。攻守で良い場面を何度か作ったものの、それ以上に多くの課題を露呈。マリ戦では、ハリルホジッチ監督が後半途中から「蹴れ」という指示を出し、選手たちは困惑した様子を口にしていた。続くウクライナ戦では、序盤こそ五分五分の攻防を繰り広げるも、状況に応じて形を変えた相手に上手く対応できず後手を踏み、個と組織の両面で凌駕されている。
W杯グループステージ第3戦で日本と対戦するポーランドのパルフジャノヴィチ記者も、日本代表が多くの課題を抱えている事実は認識している。そのうえで、チームを率いるハリルホジッチ監督にクローズアップした。
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