「“柏恐怖症”に打ち勝った」全北現代を韓国メディアが称賛 ACLでの「悪縁も終了」

昨季まで全北にいたキム・ボギョンも強気な発言をしていたが…

「全北、“天敵”柏にアウェーでのジンクスを破り、グループ1位で16強進出」(スポーツ紙「イルガンスポーツ」)
「“柏恐怖症”に打ち勝った全北、Kリーグ首位争いに勢い」(スポーツ・芸能総合サイト「ジョイニュース24」)
「二兎を得た(16強進出と柏に勝利)全北の16強行き、柏との悪縁も終了」 (スポーツ紙「MKスポーツ」)

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 それだけ柏に苦手意識があったのだが、ようやく脱出できたというわけだ。

 それにしても、グループステージ突破のために勝ちたかった柏には手痛い敗戦となった。昨季、全北でプレーした柏のキム・ボギョンも、試合に向けた会見で「我々はホームに全北現代を迎えた時は、強い姿を見せてきた。相手もそこはプレッシャーを感じているだろう」と強気な発言をしていたが、今回はKリーグで3位と首位争いをしている全北の決定力の前に屈した形だ。

(金 明昱 / Myung-wook Kim)



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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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