C・ロナウド、世紀のオーバーヘッド弾の舞台裏 レアルが“前日の未遂弾”公開「アメージング」
レアル公式が動画投稿、世界衝撃の一撃を決めた前日にもオーバーヘッドキックを披露
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントスとの第1戦で、2ゴール1アシストの活躍を見せ、3-0の快勝に大きく貢献した。稀代のゴールマシンは2018年に入ってから絶好調だが、この試合で特に称賛を集めているのが鮮やかなオーバーヘッドキックで決めた2点目だ。CL史に残るスーパーゴールとなったが、この一撃が“練習の賜物”であったとレアル公式インスタグラムが動画とともに発信。英紙「デイリー・メール」などが報じるなど反響を呼んでいる。
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試合開始早々の前半3分にあっさりと先制点を奪ったロナウドが、この日最高の輝きを見せたのは後半19分だった。スペイン代表DFダニエル・カルバハルの右サイドからのクロスに対して、的確なポジショニングを取ると跳躍。オーバーヘッドキックでジャストミートしたボールはイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンも見送ることしかできない軌道を描いて、ゴールネットを揺さぶった。
この世紀のゴラッソは世界中に衝撃を与えており、多くの称賛が寄せられているが、レアル公式インスタグラムが試合の約1日後に「習うより慣れろ」とのメッセージを添えて公開した動画も、観る者に新たな驚きを与えるものだった。
練習中のロナウドがペナルティーエリア内のゴール正面でDFをかわして右足を振り抜く。強烈なシュートは惜しくもクロスバーを叩き、跳ね返ったボールがワンバウンド後に空中に高く飛んだ。次の瞬間、ロナウドが誰よりも早く落下点に入ると、ユベントス戦の一撃のようなモーションから右足でアクロバティックなオーバーヘッドキックを見舞う。だがシュートは再びポストを叩いてゴールとはならず、ピッチに座り込んだロナウドは悔しそうな表情を浮かべていた。