中村俊輔の伝説ミドルを再現!? 磐田MF山本康裕の一撃に反響「逆足でこれはやばい」

ルヴァン杯で甲府に3-2と逆転勝利 山本の左足での強烈ミドルにファン感嘆

 J1のジュビロ磐田は4日、ルヴァンカップのグループステージ第3節でヴァンフォーレ甲府と対戦し、二度のリードを許す苦しい展開ながら3-2と逆転勝利を収めた。1-2で迎えた後半41分と同アディショナルタイム3分に、途中出場の24歳MF荒木大吾がプロ初得点を含む2ゴールを決めて勝利の立役者となったが、同9分にMF山本康裕が決めたチーム1点目の豪快ミドルも大きな反響を呼んでいる。

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 衝撃の一撃が生まれたのは、前半を0-1で折り返した後半9分だった。磐田の右CKから上がったクロスを甲府GK岡大生がパンチングでクリアすると、ボールはペナルティーエリア外にいた山本のもとへ。山本はワンバウンド後に胸トラップすると、ボールを一度跳ねさせ落ち際で左足を一閃。強烈な一撃は左方向にカーブしながらGKの手をかすめるようにしてゴールネットに吸い込まれた。

 この動画がJリーグ公式YouTubeチャンネルで公開されると、「えぐっ」「大会ベストゴールで良いレベル」などファンから称賛の声が相次ぎ、「逆足でこれはやばい」と右利きの山本が左足で決めたゴラッソである点を指摘するコメントも寄せられた。

 また、「軌道が俊さんがレンジャーズ戦で決めたシュートみたい」と、磐田の同僚MF中村俊輔がセルティック在籍時代の2008年4月に、レンジャーズとの“オールドファーム・ダービー”で決めた伝説の美しいミドルシュートと重ね合わせる声も出ていた。

 磐田通算10年目の山本は、昨季4月に全治6カ月の重傷を負い長期離脱。今季はこの試合が公式戦初スタメンで、ゴールという結果を残した。完全復活に向けて、強烈なアピールになったことは確かだ。

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