レアルFWベイルに退団の予兆!? クリロナ弾で見せた“控えめな喜び”を現地紙が分析

CL準々決勝ユベントスとの第1戦では、出番なしに終わったベイル【写真:Getty Images】
CL準々決勝ユベントスとの第1戦では、出番なしに終わったベイル【写真:Getty Images】

立ち上がって歓喜するアセンシオやバスケスに対し、ベイルは座ったまま拍手するのみ

 レアル・マドリードは現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントスとの第1戦で3-0の快勝を挙げた。この試合ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2得点1アシスト、そしてオーバーヘッドキックでの圧巻ゴラッソが世界中から絶賛されている。その一方で、ベンチでの行動を現地紙に取り上げられたのは「BBCトリオ」の一角、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルだ。

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 レアルはユベントス戦でスタメンにロナウド、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの2トップを起用。トップ下にスペイン代表MFイスコを配置すると、前半3分に早くもロナウドが先制ゴールをゲットした。早々のアウェーゴールとなったわけだが、スペイン紙「マルカ」は試合映像でレアルのベンチを詳細に分析した。

 いきなりの先制ゴールにスペイン代表MFマルコ・アセンシオ、FWルーカス・バスケスらは立ち上がって喜びを露わにした。その一方で隣に座るベイルは、立ち上がることなく拍手を送るのみだった。

 試合が始まって3分経った時点でのゴールということを踏まえれば、ベイルの振る舞いは冷静なものと言える。ただし、ここ最近のベイルを巡る去就の問題について考えると、“意味深”な行動として同紙は見ているようだ。昨年から今夏の移籍市場でレアルが売却を考えていると報じられ、読者アンケートでも7割のファンが賛成票を投じるなど、怪我がちのベイルに対しての視線は厳しいと言える。

 それに加えてこのユベントス戦、ローテーション制を重視するジネディーヌ・ジダン監督の下、ベイルは最終的に出場機会が巡ってこなかった。昨季も大一番でベンチを温めていたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(現バイエルン)とスペイン代表FWアルバロ・モラタ(現チェルシー)が新天地を求めて移籍。果たして、ベイルの控えめな喜びは、彼らと同じ道を暗示するものなのか。

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