3人でも止められない 変幻自在の“ジグザグドリブル”に反響 「蜃気楼のようだ」

イバルグエンが驚きのボールコントロールを披露【写真:Getty Images】
イバルグエンが驚きのボールコントロールを披露【写真:Getty Images】

クラブ・アメリカの新加入イバルグエンが驚きのボールコントロールを披露

 UEFAチャンピオンズリーグなど、各大陸で“クラブナンバーワン決定戦”が繰り広げられているなか、北中米カリブ海でもCONCACAFチャンピオンズリーグが行われている。現地時間3日には、MLS(メジャーリーグサッカー)のトロントFCとメキシコの名門クラブ・アメリカが対戦。25歳のコロンビア人アタッカーが3人抜きから弾丸シュートを突き出し、話題を呼んでいる。

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 カナダとメキシコの強豪同士が激突した準々決勝は、前半9分に元イタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコがPKを決めてトロントFCが先制。敵地でリードを許したクラブ・アメリカだったが、同21分に反撃を見せた。

 周囲との連係からペナルティーアーク後方付近でボールを受けたFWアンドレス・イバルグエンは中央へカットイン。シュートフェイントから左足ヒールで右側に切り返して右から寄せてきたマーカーを突破する。瞬間的に3人に囲まれたが、左→右とステップを踏む“ジグザグドリブル”で全員をかわすと、ペナルティーエリア内に侵入して強烈な一撃をゴールに突き刺した。

 ボールを受けてから5タッチでトロントFCの守備網を切り裂いた個人技に海外メディアも注目。サッカー専門メディア「Be Soccer」が「イバルグエンの素晴らしいスラローム。3人のDFを置き去りにするために二つのフェイントを入れた」と報じれば、コロンビアテレビ局「Gol Caracol」は「蜃気楼のようだ」とドリブルテクニックを称えている。

 試合はその後、トロントFCに2点を奪われて1-3で敗れたが、今年に入ってクラブ・アメリカに加入したイバルグエンが意地を見せた。

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