ジダン監督、C・ロナウドのバイシクル弾と自身の伝説弾を比較「私のほうが美しかった」
CL準々決勝ユベントス戦、ロナウドが衝撃ゴラッソ、ジダン監督も絶賛
レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、現地時間3日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のユベントス戦でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが決めたバイシクルシュートを自身の伝説の一撃と比較。「グラスゴーでの私のゴールのほうが美しかった」と冗談めかして振り返った。
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レアルは開始3分にスペイン代表MFイスコのお膳立てからロナウドが右足のボレーで先制。そして1-0で迎えた後半27分、スペイン代表DFダニ・カルバハルから浮き球のクロスがゴール前に上がると、ロナウドは美しいフォームのオーバヘッドキックを繰り出し、名手GKジャンルイジ・ブッフォンが一歩も動けないコースに強烈なシュートを叩き込んだ。
衝撃のゴラッソに相手サポーターもスタンディングオベーションを送った。ジダン監督は試合後の記者会見で「あのクオリティーには敬意を示さなくてはいけない。彼の偉業に私もハッピーだ」と背番号7を絶賛した。
ロナウドの美技はジダン監督が現役時代の2002年CL決勝・レバークーゼン戦で決めた芸術的な左足ボレーシュートと比較する声も挙がっている。これについてフランス人指揮官は「クリスティアーノのゴールは歴代最高の一つだけど、グラスゴーでの私のゴールのほうが美しいよ」とジョークを交えて振り返った。
「(ロナウドのゴールに)私が抱いたのは他のみんなと同じ感情だと思うよ。私は監督であるのと同時に、一人のサッカーファンだからね」
ピッチの脇からゴールを目の当たりにしたジダン監督も教え子のゴールに魅了されていた。
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