ボアテングがミラン復帰を希望 「ミラノでの生活を愛している」

古巣の復活を願う

 シャルケと契約解除処分となったガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングが、古巣のACミランへの復帰を希望している。イタリアテレビ局「イタリア1」が報じている。
 2010年から13年8月までミランでプレーしたボアテングは、シャルケへと移籍したが、FWシドニー・サムとともに5月11日、契約解除を発表された。
「僕は自分の休暇のことしか今は考えていない。何が起こるか見てみよう。僕は、ミラノでの生活を愛している。ガールフレンドも住んでいるし、フットボールの世界では何が起こるか分からないからね」
 ボアテングはそう語り、古巣復帰への希望を口にしていた。ボアテングは10年シーズンのミランのセリエA制覇に貢献している。
「僕がプレーしていたころのミランは、素晴らしい集団だった。イブラヒモビッチやセードルフのような別格の選手もいた。彼らが苦しんでいるのを見るのは本当に驚きだ。でも、どんなクラブも難しい時期を迎えるものだし、それを乗り越えていく。ミランを信じなければいけない。彼らはまたトップに返り咲ける。僕は全てミランにささげた。あの時はドイツに戻る時がやってきたと思ったんだ」
 13年シーズンに背番号「10」を背負ったボアテングは、名門復活を祈っていた。契約解除により移籍金ゼロで新天地を選べるアタッカーは、ミランに復帰するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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