C・ロナウドがユベントス戦で金字塔 CL史上初の10戦連続得点、自身最速2分47秒弾
CL準々決勝ユベントス戦、ロナウドの2得点でレアルが3-0勝利
この男を止められる選手はいるのだろうか。レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の敵地ユベントス戦で鮮やかなオーバーヘッド弾を含む2得点を決めて3-0の勝利に貢献。大会史上初となる10試合連続得点という偉業を成し遂げた。
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試合が動いたのはキックオフ早々の前半3分だった。ブラジル代表DFマルセロのパスを受けて簡単に左サイドを突破したスペイン代表FWイスコがクロスを送ると、走り込んだロナウドが右足で合わせてイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの守るゴールを破った。
1-0で迎えた後半19分にはカウンターの二次攻撃からスペイン代表DFダニ・カルバハルの折り返しをロナウドがバイシクルシュート。名手ブッフォン一歩も動けずにただ見送るだけのゴラッソとなった。スペイン紙「アス」はベンチで見ていたジネディーヌ・ジダン監督は驚きのあまり手を頭にやり、ユベントスのサポーターも思わずスタンディングオベーションを送ったと報じた。
その後、ユベントスはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが同21分に危険なタックルによる一発退場で反撃の芽を失った。反対にレアルは同37分にマルセロがダメ押しの3点目を奪い試合を決定づける。充実の戦いぶりを見せた王者が敵地ユベントス・スタジアムで貫禄の勝利を収めた。
殊勲のロナウドはこれで今季のCLでグループステージ第1節から10試合連続得点を達成。データ会社「オプタ」によればCL史上初の金字塔となった。また、試合開始2分47秒で決めた先制点はCL通算119得点の中で自身最速ゴールとなったほか、CL準々決勝では通算22得点など自らの記録を更新し続けている。
準決勝進出のかかる本拠地第2戦でもこの勢いを続くのだろうか。堅守を誇るはずのユベントスでもこのゴールゲッターを止めることはできないのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)