モウリーニョ監督が語る プレミアリーグとリーガの最大の違い

リーガがプレミアに劣る点

 モウリーニョ監督は2010年にレアルに就任。2年目には勝ち点100でリーグ制覇という偉業を成し遂げ、昨季からチェルシーに帰還した。
「スペインとイタリ アにいた時は、休息を計算しながら試合に勝ち続けることができた。その時、次は何をすべきかを考える余裕がある。選手をリフレッシュさせた上で、欧州のゲームに臨むことができるわけだ。
 一方、プレミアリーグは過酷だ。試合数も他と比べて異なるのに加え、フィジカルとメンタリティーを備えたインテンシティーで1年間を通して戦い続けることになるんだ。そこがプレミアとリーガにおいて最も異なる点だ」
 モウリーニョ監督は、競争力とハードワークにおいてリーガがプレミアに劣ることを強調した。記者から受けた最後の質問には、明言こそ避けたものの、その難しさを示唆した。
「バルセロナとレアル・マドリードがプレミアを牛耳ることができるかって? それはどうだろうね 、可能かもしれないが…不可能かもしれないね」
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング