韋駄天オーバメヤン、プレミアデビューから6戦5発 アーセナルのゴール最多記録更新
ストーク戦で2ゴールを奪い、プレミアデビューから6戦5発の活躍
今年1月にドルトムントからアーセナルに移籍したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは現地時間1日のリーグ第32節ストーク戦(3-0)で2ゴールを奪い、新天地で早くもクラブ史に自らの名を刻んだ。
本拠地エミレーツ・スタジアムでの一戦でスタメン出場したオーバメヤンは、後半30分にドイツ代表MFメスト・エジルが倒されて得たPKを成功させてチームに先制点をもたらした。同41分には右CKのこぼれ球をファーサイドからボレーシュートで豪快に蹴り込んで追加点を決めた。
終了間際に再び訪れたPKのチャンスは、オーバメヤンではなくフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが決めて3-0。快勝の“ガナーズ”はリーグ戦2連勝を飾った。
この試合2得点のオーバメヤンはアーセナル加入後、これでリーグ戦5得点。データ分析会社「オプタ」によれば、プレミアデビューからの6試合5得点の成績は、アーセナルの選手では史上最多得点だという。ブンデスリーガ得点王の肩書を背負ってイングランドに乗り込んだ韋駄天ストライカーは、加入から2カ月で早速アーセナルの歴史に名を刻んだ。
アーセナルは現在プレミアリーグ6位で、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権のトップ4入りは厳しい状況。冬に加入した新エース候補オーバメヤンの爆発は数少ない光明と言えそうだ。
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