W杯出場に暗雲? 英代表MFララーナが負傷、クロップ監督「深刻そうに見えた」
クリスタル・パレス戦で右足を負傷し交代
6月に開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)を前に、最近ではブラジル代表FWネイマールを筆頭に負傷者が続出している。そして3月31日には、リバプールのイングランド代表MFアダム・ララーナが悲劇に見舞われてしまった。
その場面は、プレミアリーグ第32節の敵地クリスタル・パレス戦(2-1)で起こった。後半20分にオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムに代わり途中出場を果たしたララーナだったが、直後の同23分に相手のボールホルダーにプレッシャーをかけた際に右足を負傷。担架に乗らず歩いてピッチを後にしたが、状況が心配されていた。
この負傷に対してリバプールの指揮官であるユルゲン・クロップ監督は、「深刻そうに見えた」と述べたものの、W杯出場を危うくするかどうかを判断するのは「時期尚早だ」と主張している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
試合後、ララーナはハムストリングの負傷を受けて松葉杖姿でスタジアムを後にしたように、イングランド代表としてW杯に出場するチャンスが危惧されているが、会見でクロップ監督は「結果を早期に求めてしまうことはいいことではない」と、自身の見解を明かしている。
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