「銀行に300億ユーロも入ってない」 柴崎同僚のフラミニ、“世界一裕福な選手”報道否定
今季ヘタフェに半年契約で加入、実業家としての顔を持ち話題に
元アーセナルのフランス人MFマテュー・フラミニは2月2日、日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェに半年間の契約で加入した。この契約が決まった際に、欧州の多くのメディアが「世界で最も裕福な選手」と実業家としての顔を持つフラミニに対するニュースを取り扱っていたが、今回フラミニはフランス紙「レキップ」の取材に対して「私の銀行口座に300億ユーロ(約3兆9200億円)も入ってない」と報道が間違っていることを主張している。
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フラミニは2004-05シーズンにアーセン・ベンゲル監督率いるアーセナルに加入すると、サイドハーフやセンターハーフとしてプレー。冷静なカバーリング能力を見せて、中盤のバランスを取る役割をこなしていた。その後ACミランに移籍し、13年夏にアーセナルへ復帰すると、クリスタル・パレス移籍を経て今季からヘタフェに加入していた。
現在34歳のフラミニだが、2015年に「GFバイオケミカル」という企業を立ち上げ、これがエネルギービジネスで大成功。大きな収入を得ることにつながったと報じられていた。
しかし、この報道に対してフランス紙「レキップ」の取材に答えたフラミニは、「物事を訂正することが重要だ」と事実と異なる旨を語っている。
「私が読んだものと違うのは、私の銀行口座に300億ユーロも入っていないということだ。その金額は私のビジネスの評価に対して正確ではない。実際にそれは、私たちが過去数年間で開発した新技術で目標としたい総価値です」
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