なでしこJ、7-1でガーナに大勝! 2年ぶり復帰の川澄が2点演出、W杯出場かけたアジア杯へ弾み
国内合宿の総仕上げで攻撃が機能 岩渕&田中の2トップも揃い踏み
なでしこジャパン(日本女子代表)は1日、トランスコスモススタジアム長崎でガーナ女子代表との国際親善試合に臨み、7-1と快勝した。
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来年の女子ワールドカップ出場権をかけた女子アジアカップ初戦を7日に控えるなか、長崎合宿の総仕上げとしてテストマッチに臨んだなでしこジャパン。序盤から積極的な姿勢を示していく。前半14分、FW岩渕真奈からMF増矢理花へとつなぎ、ペナルティーエリア内に斜めにスルーパス。これをFW田中美南が冷静に決めて幸先良く先制した。
同24分にガーナに同点に追いつかれるものの、その5分後に勝ち越し点を奪う。相手のクリアを拾った田中が切り返してシュート、GKが弾いたところを岩渕が詰めて2-1とし、2トップが揃って結果を残した。これで再びリズムを取り戻したなでしこジャパンは同43分、ロングパスから右サイドを抜け出したMF中島依美が折り返し、走り込んだ増矢が蹴り込んで3-1としてハーフタイムを迎えた。
後半開始早々に、なでしこジャパンは再びスコアを動かす。後半3分、MF隅田凜からのパスを受けた中島が右足を振り抜き4-1とリードを広げた。
同14分には、2年ぶりの代表復帰を果たしたFW川澄奈穂美が交代出場。正確なパスでチームの攻撃に変化を加えると同29分にゴールを演出してみせる。左CKのキッカーを務めてショートコーナーを選択。リターンパスを受けた川澄が右足で高精度クロスを供給すると、ファーサイドでMF阪口夢穂がヘディングシュート。これはGKにセーブされるも、こぼれ球をDF高木ひかりが押し込んで代表初ゴールを決めた。
その後も攻撃の手を緩めないなでしこジャパンは、同34分に途中出場のFW菅澤優衣香が決めて6点目。さらに同38分、右サイドを駆け抜けた川澄が中央にピンポイントクロスを供給すると、走り込んだDF鮫島彩が左足で合わせて7-1とした。W杯出場権を懸けた女子アジアカップに向けて、弾みをつける大勝劇となった。
[女子アジアカップ・グループリーグ対戦日程]
4月7日 ベトナム戦
4月10日 韓国戦
4月13日 オーストラリア戦