プレミア制覇に王手のマンC 美しい連携から奪った先制点が話題「爽快で精密なボレー」
エバートン戦に3-1快勝 華麗な連携からサネが決めた先制点を海外メディア称賛
プレミアリーグ首位を独走するマンチェスター・シティは現地時間3月31日、リーグ第32節の敵地エバートン戦に挑み、3-1で勝利。勝ち点を84に伸ばし、4シーズンぶりの優勝に王手をかけたが、この試合の流れを決めた開始早々のドイツ代表MFレロイ・サネが決めた先制点が称賛を集めている。
シティの華麗な連動から美しい一撃が生まれた。前半4分、ポゼッションを高めて敵陣でパスをつなぐシティ。ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスの突破はいったん止められるが、相手のクリアが中途半端になったところにイングランド代表DFカイル・ウォーカーが素早くつめてボール奪取。バイタルエリア付近で拾ったイングランド代表FWラヒーム・スターリングが左サイドにドリブルを開始し、クロスするようにスペイン代表MFダビド・シルバにヒールで落とす。シルバはいったん右斜め後方にドリブルをして相手のプレスをいなすと、前を向き左サイドをフリーで上がったフランス人DFアイメリク・ラポルテにパスを送る。
ラポルテはワントラップが、ペナルティーエリア内にグラウンダークロス。これをパスアンドゴーで走り込んでいたシルバが相手DF間で受けて左サイドをえぐると、中央に鋭いボールを折り返し、これをサネが左足ボレーで合わせるとシュートはゴール右隅に吸い込まれた。