中国1部で衝撃の蛮行! 広州恒大のブラジル人FW、相手DFに渾身エルボーで一発退場

広州恒大のブラジル人FWアラン【写真:Getty Images】
広州恒大のブラジル人FWアラン【写真:Getty Images】

広州恒大のアランが天津権健のリュ・イーミンをノックアウト

 中国1部スーパーリーグで、またも衝撃の退場劇が起きた。

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 30日に行われた第4節、ファビオ・カンナバーロ監督率いるリーグ7連覇中の“絶対王者”広州恒大は、敵地に乗り込みパウロ・ソウザ監督率いる天津権健と対戦。事件が起きたのは、0-0のまま迎えた後半6分だった。

 2015年からチームに在籍するブラジル人FWアランは、チームが自陣から攻撃を仕掛けた際に、センターライン付近で相手DFリュ・イーミンとポジション取りを巡って小競り合いを起こす。いったんは離れた二人だったが、怒りが収まらないアランは再び近づくと右肘で相手の背中に渾身のエルボーをお見舞いしてしまった。
 
 リュ・イーミンは後頭部を押さえながらすぐさまその場に倒れ込んだが、この一部始終を主審がすぐ目の前で見ており、もちろんアランは一発退場。毅然としたジャッジには、駆け寄った天津権健のベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルらが拍手を送る一方、広州恒大のカンナバーロ監督は憮然とした表情を見せていた。

 だが試合は、アラン退場の4分後に数的不利となった広州恒大の中国代表FWガオ・リンが決勝ゴールを決めて1-0で勝利。助っ人FWの蛮行により危機的状況に追い込まれながらも、絶対王者が逆境にも屈しない“勝者のメンタリティー”を改めて見せつけた。

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