メッシも憧れた名手アイマール “1-6惨敗”のアルゼンチン代表スタッフに入閣へ

メッシも憧れた名手アイマールがアルゼンチン代表スタッフに入閣へ【写真:Getty Images】
メッシも憧れた名手アイマールがアルゼンチン代表スタッフに入閣へ【写真:Getty Images】

U-17アルゼンチン代表監督を務め、イタリア&スペイン戦にも帯同

 FWリオネル・メッシ(バルセロナ)を擁するアルゼンチン代表は、今年のロシア・ワールドカップ(W杯)で優勝候補の一角と見られているが、27日の国際親善試合でスペイン代表に1-6で大敗するなど、不安の声が挙がっている。そうしたなかチームは、テコ入れ策として“メッシにとっての憧れ”をチームに招聘することを決めたという。

 アルゼンチン紙「ラ・カピタル」が報じたところによると、代表チームのスタッフに新たに加わるのはパブロ・アイマール氏だ。

 現在U-17アルゼンチン代表の監督を務めるアイマール氏だが、1990年代後半から2000年代前半にかけてバレンシア、そしてアルゼンチン代表のアタッカーとして存在感を発揮。小柄な体格ながら相手マーカーをきりきり舞いにするプレーぶりは、若き日のメッシが憧れ、アイドル的な存在だったという逸話もある。

 そのアイマール氏だがマンチェスターで行われたイタリア戦、マドリードでのスペイン戦ともに帯同しており、ロシアW杯に臨むチームの力を引き上げるためのテクニカルスタッフに加わることを決断したという。この件について同紙は、「スペイン戦での1-6、この屈辱と関係ないと考えるのは不可能だろう」と、思わぬ大敗を喫したチームに刺激を与える存在になるのではないかと期待している。

 スペイン戦では不出場だったメッシが試合終了を待たずに観客席から去るなど、アルゼンチンは決して順風満帆とは言えない。智将ホルヘ・サンパオリ監督とともに、かつてのレジェンドは短期間でチームを奮起させることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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