自転車より速い!? ブラジル代表FWの超速ドリブルが話題 ファン興奮「Bダッシュ」

(右)ブラジル代表のFWドウグラス・コスタ【写真:Getty Images】
(右)ブラジル代表のFWドウグラス・コスタ【写真:Getty Images】

ドウグラス・コスタがドイツ戦でマーカーを置き去りにする韋駄天ぶりを披露

 ブラジル代表は現地時間27日、国際親善試合でドイツ代表と対戦。エースのFWネイマール(パリ・サンジェルマン)が故障で不在のなか、20歳のFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)が決めた1点を守り切り、敵地で1-0と勝利を飾った。ブラジルサッカー連盟(CBF)は27歳の韋駄天ウインガーが見せた“超速ドリブル”を、試合のハイライトの一つにピックアップ。インスタグラムで動画を公開すると、「自転車より速い」「相手にとっては悪魔」と話題を呼んでいる。

 ブラジルは前半37分にMFウィリアン(チェルシー)が右サイドから上げたクロスに、ゴール前に飛び込んだジェズスが頭で合わせて先制点を奪った。その後はドイツ相手に追加点を奪えなかったが、左ウイングで先発したMFフィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)と並び、テクニックで魅せたのが途中出場のFWドウグラス・コスタ(ユベントス)だった。

 コウチーニョに代わって左ウイングに入ったコスタは後半33分、左サイドでボールを持つとドリブルを開始。どんどん加速して後方から追いかけて来るマーカーを振り切ると、進行方向で待ち構えていたドイツ代表DFニクラス・ジューレ(バイエルン)も突破。一度並ばれたかに見えたが、再びスピードを上げて置き去りにし、ペナルティーエリア内まで侵入した。

 CBF公式インスタグラムは「ドウグラス・コスタを捕まえるのは簡単? 彼は(チームの)アクセルだ!」と動画付きで紹介。コメント欄には、ファンから「自転車より速いな」「相手にとっては悪魔のような選手」「現代サッカー界のベストスプリンター」「Bダッシュ」「もはや彼にとっては“遊び”だ」と賛辞が並び、同投稿をコスタ本人もリツイートしている。

 2014年のブラジルW杯後に代表デビューしたため、4年に一度の祭典の経験はまだなし。今年2月にチッチ監督が発表した本大会当確の15人に名前はなかったが、夢の舞台に立つべくアピールは続く。

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