バルサが王者を下し、2季ぶりリーガ制覇 L・エンリケ「勝者に相応しい」

 

3冠の可能性も残す指揮官「タイトル獲得に全力を尽くさなくてはいけない」

 

 2季ぶりにリーガ・エスパニョーラを制したバルセロナのルイス・エンリケ監督が今季のチームに賛辞を贈った。試合後、スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 バルセロナは17日、リーガ第37節アウェーのアトレチコ・マドリード戦に臨んだ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの今季リーグ戦41点目が決勝点となり、1-0で勝利した。勝ち点を93に伸ばし、1試合を残しての優勝を決めた。

 昨季王者を下し、この11シーズンで7度目となるリーグタイトル獲得に就任1年目のエンリケ監督も満足の様子だ。

「このチームは勝者となるのに相応しい。今季、みんながチームの重要な役割を担っていたことを私はしっかりと覚えているよ。今は優勝を楽しむ時だ」

 さらに、「新たなサイクルの始まりか?」と問われると、エンリケは「どうなるかは分からないが、そうなりたいね。でも我々にはまだ2つの決勝(国王杯、チャンピオンズリーグ)含めて3試合残っている。これらのタイトル獲得に全力を尽くさなくてはいけない」と語っている。

 シーズン途中には批判もあった中で、マドリード勢を抑えての優勝を達成。加えて3冠の可能性も残す指揮官は、自身の将来についての質問にも「今季が終わるまでその話をするつもりはない」とするに留まった。

 45歳の若き指揮官は勝利に溺れることなく、虎視眈々と偉業達成を見据えているようだった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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