J1クラブの大半が「地獄の15連戦」へ! 勢いに乗りたい第5節、川崎と広島が頂上決戦
W杯中断期間前の第15節まで、「ルヴァン杯出場チーム」と「ACL16強進出チーム」は“1週間に2試合”が続く
J1リーグは日本代表活動による中断期間を終え、30日から4月1日にかけて各地で第5節が開催される。注目は、ここまで勝ち点10で並ぶ川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の首位決戦だ。一方で、昨季アジア王者の浦和レッズなど強豪クラブの名前もある未勝利の4クラブは、この間に立て直しを図ることができたのかが注目される。
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第5節の対戦カードは以下のとおり。
3/30(金)
柏 vs 神戸(19:30/三協F柏)
3/31(土)
仙台 vs 長崎(14:00/ユアスタ)
清水 vs 横浜FM(14:00/アイスタ)
鹿島 vs 札幌(15:00/カシマ)
FC東京 vs G大阪(15:00/味スタ)
川崎 vs 広島(16:00/等々力)
C大阪 vs 湘南(19:00/金鳥スタ)
鳥栖 vs 名古屋(19:00/ベアスタ)
4/1(日)
磐田 vs 浦和(15:00/エコパ)
まずは金曜日開催となるのが、柏レイソルがヴィッセル神戸をホームに迎え撃つ一戦だ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)と並行して戦う柏は、ここまで1勝2分1敗で7位とまずまずの成績。リーグ戦を重視した起用をされているFWクリスティアーノやMF伊東純也が、チームに勢いをつけるゴールを決めていきたい。一方の神戸も同成績で得失点差の8位。上位への挑戦権を得るためにも、主将の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを中心にした攻撃陣が、柏の日本代表GK中村航輔の牙城を打ち崩したいところだ。
そして土曜日の注目カードとなるのが、ここまで3勝1分の勝ち点10で並び、得失点差で首位の川崎と2位広島による、リーグ序盤戦の天王山だ。
川崎はMF大島僚太が日本代表のマリ戦で負傷するアクシデントに見舞われた。MF森谷賢太郎が代役候補の筆頭になるが、ゲームメイク能力という点では不安が残る。MF中村憲剛のポジションを動かし、前線にFW大久保嘉人を投入する可能性もありそうだ。一方の広島は、リーグ4戦中3試合が完封と守備が堅い。圧倒的にボールを保持する川崎の攻撃を受け止めてカウンターを一閃すれば、勝機は十分にある。