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神童ムバッペ、“ジダン再現弾”&仏代表最年少2発に脚光 「赤信号がなければ…」
ロシア戦でペナルティーエリア左から個人技で2ゴールを奪取 “大先輩”ジダンを彷彿
フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)は、現地時間27日のロシア戦で2ゴールの活躍を見せ、3-1と勝利に貢献した。フランスサッカー連盟(FFF)によれば、19歳3カ月で1試合2得点を挙げたのは同代表史上最年少。海外メディアでは、そのプレーを英雄ジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)と対比させる声も上がっている。
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ワールドカップ(W杯)開催国ロシア相手に、「フランスにムバッペあり」を強烈に印象づけた。
ムバッペは前半40分、MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)のスルーパスに抜け出し、ペナルティーエリア左でマーカーと対峙。右足アウトサイドで中央側へ持ち出してスペースを作ると、そのまま右足を一閃してゴールネット揺らした。
貴重な先制弾となったが、ハンガリーメディア「Index.hu」は「ムバッペがジダンを再現」と特集。フランスは2006年ドイツW杯の決勝トーナメント1回戦でスペイン代表と対戦(3-1)したが、その際ジダンが挙げたチーム3点目がペナルティーエリアに侵入する位置、左から右への切り返しを使ったDFのかわし方、右足の弾丸シュートまで「ジダンのようだ」と報じた。
ムバッペはその後、1点を返された後半38分にペナルティーエリア左から個人技でゴールをこじ開けてこの日2ゴール目。FFF公式インスタグラムは「19歳3カ月、ムバッペがブルーで1試合2得点した最年少プレーヤーとなる」と動画付きで紹介すると、「ポテンシャルは世界最高になれるレベル」「赤信号がなければ彼は止められない」「神が彼を祝福している」「彼は本当に怪物だ」と称賛のコメントが並んだ。
足を痛めた仕草を見せて後半41分にピッチを後にしたものの、「神童」と言われる19歳のストライカーはロシアの地でどんなプレーを見せるのか、楽しみは尽きない。
(FOOTBALL ZONE編集部)