「どのようにボールを扱うべきか知っている」

　フランステレビ局「BFM TV」は「バチュアイのナイスゴール！ ドリブルは完璧で、フィニッシュも落ち着いていた」と称え、代表14戦で6ゴール目となったことを紹介。また、衛星放送「ビーイン・スポーツ」が「ミシー・バチュアイがサウジアラビアのDF相手にマジック」と魔法使いと星の絵文字付きで報じると、「どのようにボールを足で扱うべきか知っている」「この日のベストゴール」「我々が望んでいたヒーロー」「最高のバットマン」と賛辞が並んだ。

　ドイツテレビ局「RTL」によれば、バチュアイは試合後に「我々の攻撃力は強い印象を与えた」と話し、4ゴールを奪った攻撃面に手応えを感じた様子。「前半は厳しい試合だったが、後半にはスペースが増えて効率的だった。ワールドカップで成功するためにはまだまだ努力する必要がある。僕らは決勝に進んで勝利したい」と意気込みを語ったという。

　今年1月にチェルシーからMF香川真司が所属するドルトムントに移籍し、リーグ戦7試合で6ゴールと好調のバチュアイ。自身初となるワールドカップの舞台に向けて、24歳のアタッカーがアピールを続けている。