デ・ブライネのクロスを個人技で仕留めてチーム3点目を奪取

　昨年11月に日本代表と戦ったベルギー代表は、27日にサウジアラビア代表と親善試合を実施。エースのFWロメル・ルカク（マンチェスター・ユナイテッド）が2発、司令塔のMFケビン・デ・ブライネ（マンチェスター・シティ）にもゴールが生まれるなど主軸の活躍で4-0と快勝を飾ったが、24歳のアタッカーが見せた個人技にもスポットライトが当てられている。

　ベルギーの首都ブリュッセルで行われたベルギー対サウジアラビア戦は、ホームチームが終始主導権を握った。

　前半13分、縦パスを受けたルカクがペナルティーアーク付近から強烈なミドルシュートを突き刺して先制すると、同39分にはMFエデン・アザール（チェルシー）との連係から再びルカクが決め、2点のリードを奪って前半を折り返す。そして、迎えた後半32分だった。

　右サイドからデ・ブライネが供給したクロスに、途中出場のFWミシー・バチュアイがペナルティーエリア内で反応。左足のトラップはやや乱れたが、すぐさま右足アウトサイドで右側に持ち出すと、今度は右足インサイドで切り返してマーカーを剥がす。最後は自ら作ったスペースを生かして左足を振り抜き、GKの逆を突いてゴール右隅に流し込んだ。