「負けたので響かないけど…」 本田圭佑が猛省、失われた“日本らしさ”とは?
「個以外のものが個を引き立たせる」と主張
本田は“個”を引き立たせるために必要なチームの土台的要素の欠如に言及。「個以外のものが個を引き立たせるというのはありますよね」と語り、次のように続けている。
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「誰が本来以上のパフォーマンスを出せているのか。それを個って言ってしまえば話が終わってしまう。チームスポーツなので、それ以上のことを話していかなくてはいけない」
本田は決して個を軽視しているわけではない。個を引き出すにも、その土台が必要というシンプルな主張だ。サッカーが「チームスポーツ」であることを強調した本田は、今の日本代表にはチームプレーという要素が不足していると考えているようだ。かねてより本田は個を強調してきたが、焦点はチームプレーという土台の上に“個”の要素が乗っているか否かだろう。
チームプレーとは、“日本らしさ”を醸し出していた組織力や一体感も含んでいるはずだ。いわばチームを形作る根本的要素と言っても過言ではない。ウクライナ戦の敗戦で突きつけられたのは、失われつつある“日本らしさ”という現実なのだろうか。