「負けたので響かないけど…」 本田圭佑が猛省、失われた“日本らしさ”とは?
約半年ぶりのスタメンも不発 「内容、結果と向こうに上回られた」
日本代表は27日の国際親善試合ウクライナ戦で1-2と敗れた。FW本田圭佑(パチューカ)は試合後に「負けているので響かないけど……」と前置きしながら、“個”の重要性を改めて強調した一方、“個”を引き立たせる要素の欠如を指摘。バヒド・ハリルホジッチ体制下のチームが抱える問題について持論を展開した。
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3月のベルギー遠征で“仮想セネガル”として臨んだ23日の国際親善試合マリ戦は1-1ドローに終わり、続く“仮想ポーランド”のウクライナ戦は1-2で敗戦。右ウイングで先発し、後半19分までプレーした本田は、「内容、結果と向こうに上回られた」と完敗を認めている。
昨年9月5日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア予選のサウジアラビア戦(0-1)以来、約半年ぶりの先発となったウクライナ戦で本田は日本に欠如している要素を実感したようだ。
「負けた試合なので言っても響かないけど、“個”って言ってしまうのは簡単。良い形の中でもっと良いプレーができる選手がいるのも事実。個は明らかに日本がもっと伸ばさなくてはいけないのは大前提」
これまで“個”の重要性を何度も説いてきた本田は、以前と同様に個人能力のさらなる向上を訴えている。だが、この日の本田は「個とは別の問題」を現在の代表チームが抱えていると示唆した。